e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

二刀流で拝む送り火

8月18

live 連日の大雨で否応なしにステイ・ホームとなった今年のお盆。
送り火はライブ映像配信の両方で拝ませてもらう事にしました。

パソコンの方は残念ながら繋がらなかったのですが、スマートフォンでは観られたので、テレビ中継と片手の携帯の二刀流です。

やんちゃ盛りの子供達が家の中で怪我をしないか常に冷や冷や見守りながらの状態だったので、しっとりとご先祖様を見送る風情は我が家には皆無でしたが、大文字、妙法、船形、左大文字、鳥居型の五山全てをそれぞれの現場から編集無しで観られるのは新鮮でした。
最初の大文字が点火されてから、次の妙法の映像を観ると、夜景の向こうに大文字の炎らしき灯りが見えるのです。

友人のSNSに興味深い思い出話があったのでご紹介します。
初めて「お盆って何」と親に尋ねたとき、「生き物の数え方は死んだ時に残るもの」と教わったのだそうです。
「家畜は『頭』、鳥は『羽』、人は『名』。だから亡くなった人のことを思い出してあげるのよ」

2021年8月18日 | イベント

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