京都のお宮参り
9月30
先送りにしていた子供のお宮参りのため、連休中の下鴨神社へ。
賑わいを取り戻した境内には白無垢の花嫁さんの姿もありました。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは言い得たもので、夏の名残りの暖かな日差しで白砂は眩しく、秋風は衣装をまとった幼子にも優しく吹いています。
男の子の額には「大」の字を書き、女の子には「小」の字を書く風習があり、それぞれ「大きく力強く育つように」、「優しく育ちますように」という思いが込められています。
一緒に下げるお飾りとして、安産祈願でも知られる犬の張子は、子供の健やかな成長を願い、3歳までは子供の身代わりとなって災厄から守ってくれるそうです。
おもちゃとしても使えるでんでん太鼓は、裏表や角のない、やわらかな子に育つように。
待合にて、甥っ子の時よりも早く案内されたので、産児を抱く役の義母が羽織る着物の準備でわたわた。
それでも和気あいあいとしたチームワークで、親戚から頂いた紐扇を着物にたくさんぶら下げました。
(事前に取り付けておくのがおすすめですね)
昔は幼くして子供が亡くなる事が多かったため、生まれてから何度も子供の健やかな成長を祈る行事がたくさんありますね。
今年は混雑を避けるため、七五三のご祈祷の受付を11月に限らず幅広い期間に拡大して受け付けている神社もあると聞きます。
きっと特別な思いで挑む親御さんも多いかもしれません。
子供たちの未来が、明るいものでありますように!