e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

もう一度、初詣

2月5

9 『「今度、九頭竜大社ってとこお参りに行こうと思ってるねん」。

知人からそう聞いて、
「それって、八瀬にある結構新しい神社みたいな所ちゃう?また感想教えてね」と返しました。
随分前に通りがかって、手を合わせて以来です。
その時は特に祭礼も無かったので、地元の年配らしき方がぽつぽつと拝礼されている静かなお宮でした。
知人が節分直前に伺った時には、月初めで賑わっていたようです。
40代くらいの比較的若い参拝者が多く、それぞれ何かお商売をされているような雰囲気の人が多かったとの印象。
聞くところによると、日本電産の創業者が経営に行き詰まっていた頃、九頭竜大社の神主から助言を受けた後に大量の注文が入り、以来ずっとお参りを続けているのだとか。
また、知人の旦那さんも、ここ最近経営で何かと気をもむことが多く、縁あって気分転換にここを訪れることにしたそうです。
おみくじは大吉や小吉といった括りではなく、開祖の言葉が綴られているようです。どんな言葉が巡ってくるかもまた運命か!?
境内に白蛇が這ったような岩があり、「他の人がしてたみたいに撫でてから、今朝から痛みを感じていた腰を撫でてみたら、なんか楽になったわ~」と明るい声で話していました。
節分には豆撒きも賑やかに行われていたようです。
立春は春のスタート地点。もう一度、お正月のような清々しい気分を味わうのもいいかもしれませんね。疫病退散!福は内!
2020年2月05日 | 神社, 観光スポット

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