e-kyoto「一言コラム」

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京都から世界へ発信するドーナツ

11月20
  • koe 京都人のパン好きが知られてから、まるで朝ごはんの連想ゲームでもするかのようにパン屋も珈琲店も劇的に増えました。
今度は…ドーナツです。
たまたま「koe donuts (コエ ドーナツ)」の前を通りかかり、3月のオープン当時、建築家・隈研吾氏が無数の竹籠を天井にあしらった内装が話題を呼んでいたのを思い出しました。
こだわりのドーナツ専門店の中でも、こんな有名建築家が手掛けているのはさすがアパレル企業プロデュースといったところですが、「オーガニック」「天然由来」「地産地消」に配慮したドーナツを日本から世界に発信していこうという意気込みの現れなのだそう。
ちなみに、この籠は嵐山の竹を用いた六ツ目編みの籠なのだとか。いっそのこと、この籠をトレイ代わりにドーナツを入れたいくらい。
販売スペースは通常のパン屋程なのですが、その奥はテーブルやカウンター席に電源コンセント付きのスタンド席、子供用の椅子に、なんとドーナツ工房まで。
やたら広い店内に気後れしながらも、カウンター席に腰掛けて、若いスタッフさんがドーナツをデコレーションをする様を眺めながら頂きました。外国人客も気軽に利用しています。
有機小麦やグラニュー糖、美山の牛乳、卵を材料に、玄米油で揚げられるというドーナツは、やや小ぶりですが、みっちり詰まった食感で食べ応えがあり、見た目もお洒落。
お皿で頂く限定メニューの方は、生地にもシロップが染み込んでいて、こちらはドーナツというより、しっかり甘さを楽しむケーキかパンケーキかの様にボリューム満点でした。

欲張って両方頼んでしまったため、食べ切れずに後悔してしまったので、次回はテイクアウトを楽しもうと思います。

2019年11月20日 | お店, グルメ, 芸能・アート

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