e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

天岩戸のこどもカミあそび

7月24

iwa
祇園祭の前祭では、岩戸山前で行われる童舞「天岩戸のこどもカミあそび」を目指して宵山に繰り出す事にしました。
四条通りの黒山の人だかりから外れ、レトロでお洒落な飲食店が点在する仏光寺通りに沿って西へ移動していきます。
予め「こどもステーション」に加盟しているホテル「MIMARU京都」に寄って、子供のおむつ替え、トイレ休憩をさせてもらいました。
色とりどりの浴衣に兵児帯を揺らしながら登場した子供達が一斉に吹く横笛は、最初は表情からも緊張が伝わってくるような音色でした。
でも、年齢も性別も異なる子供一人一人が、緊張を扇子を持つ握りこぶしの力に換えて、それぞれの成長に合わせた舞を一人ずつ舞っていきます。
その真剣な眼差しには、この日のために練習してきたことをしっかり務め上げようという心意気が感じられました。
最後は銘々の手に岩戸山の粽を持ち、お腹の中から張りのある声で粽売りの唄を合唱します。
これらの舞台は、祭を盛り上げると共に、山を守り継承するための粽の販促活動でもあるのですね。
昨年はこちらの「食べられる粽(木乃婦謹製)」を食しましたが、今年ももちろん厄除け粽を購入させて頂きました。
童舞は今年は試演という事で、来年から毎年行われる予定だそうです。
舞台の柵より1~2列目までは床几が置かれて関係者席となるので、正面と両外側の床几との隙間が良い撮影ポイントとなりますよ。
動画はこちら(近日公開)

2019年7月24日 | イベント, 芸能・アート

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