e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

地上天国の桜

4月3

heian
歴史的風土保存特別地区に指定されている地域の一角にある「平安郷」と呼ばれる庭園が一般公開されています。
入場無料で、両側に続く桜並木と竹林に誘われると、たんぽぽが水玉模様のように咲く芝生が眼前に広がります。
約3万坪の敷地内の約半分が広大なお庭で、寺社の庭園とは異なり、小さな子供達が駆け回っても余りある広さ。
シートを広げてお弁当を食べていたグループも見受けられました。京の桜の名所は数あれど、酔客のいないお花見ができる空間は貴重ではないでしょうか。
西には広沢池を臨み、豊かにざわめく竹林のふもとには白や黄色の水仙が揺れ、二本の小川も夕日を受けて銀の鱗の様に輝いています。
いやはや、宗教の力とは凄いもので、絵に描いた様な地上天国が広がっていました。
当初の公開期間中は、まだ桜は一部しか咲いていなかったので、予想通り、一般公開の期間が延長されたようです。
なお、次回は新緑の頃(5/4~/5)と秋(11/22~/24)に公開される予定です。

2019年4月03日 | 観光スポット
One Comment to

“地上天国の桜”

  1. On 11月 26th, 2019 at 2:13 AM e-kyoto「一言コラム」 » Blog Archive » 春と秋、同じ場所を訪れる Says:

    [...] 桜や紅葉の季節になると、気候に左右される上に行きたいところの方角がバラバラでいつも悩みます。 今回は、春に訪れて紅葉の並木が気になった「平安郷」に再び訪れる事にしました(24日で終了)。 [...]

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