e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

京友禅の眼鏡拭き

8月7

soo
伯母の誕生日が来ていた事をうっかり忘れていて、何を贈ろうかと考えていたところ、聞き覚えのあるブランドが目に入りました。
京友禅の若手職人達が立ち上げた「SOO(ソマル)」の眼鏡拭き「おふき」です。
絹素材の中でも眼鏡拭きに適した着物生地を使い、伝統柄に新しい感性を加えた小紋柄を、本物の京友禅で染め上げています。
噂には聞いていましたが、実際に手に取ると正絹100%の眼鏡拭きというよりは端切れの如き薄さと軽さ。ですが、この方が眼鏡ケースやバッグに畳んで入れても邪魔にならなさそうです。
「墨黒」「深紅(こきくれない)」「黄海松藍(こいみるあい)」「茄子紺」の五色は、華やかさも落ち着きもあるいい塩梅の色味で、幅広い年齢の人に合いそうだと即決しました。
夫婦で使ってもらおうと、夏限定の提灯柄は祇園祭が大好きな伯父に。
和装で応対していた男性が、
「皆さん、京友禅の良さをよく知っていても、いざ買うとなると値段の桁数がこれより二つくらい増えてしまいますし、我々売る方もどうぞ気軽にとは言いにくいですしね」と。
こちらの商品は、インターネット通販は無く、京都でしか手に入らないもの。
眼鏡だけでなくスマートフォンの画面を拭くのにも使えるという事で、外国の方へのかさばらないお土産にも良さそうです。今のところはまだこの「おふき」しか商品は無いようですが、今後はどんな商品が展開されるのか、期待しています。
夏限定柄が販売されている京都伊勢丹での催事は8日までですが、次回は9月に京都マルイで予定されているそうです。
取り扱い店舗については、公式フェイスブックにも情報が掲載されているので、こちらからも直接「こんな商品が欲しい!」と提案したりできるのではないでしょうか。

2017年8月07日 | お店, 和雑貨

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