e-kyoto「一言コラム」

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癒される京座布団

3月7

ozabu  来客に合わせて、座布団を購入する事になりました。
さすがに間に合わせで使っていた100円ショップの座布団は、1カ月程で毛玉だらけになり。
せっかくなら京座布団にしようと、洋間にも合うものを色々迷った末に我が家にやって来た新顔さんは、京都の老舗寝具メーカー大東寝具工業と「SOU・SOU」による伊勢木綿のものと、「京都嵐山プラッツ」の京小座布団。いずれも職人さんの手作りです。
京座布団の特徴の一つとして、座布団の中央は三つ又の「三方とじ」になっていて、垂直に縫われている方向が座布団の正面、つまり膝側となります。
「もし染みを付けてしまったら、裏返しに使うか丸ごとクリーニングに出さなければ…」と覚悟していると、「プラッツ」の方が、「もともと汚れが付きにくくしてありますし、汚れたら上から新たにカバーを付けて使ってはるお客様もおられますよ」とのこと。
ちょうど、母親の嫁入り道具の一つだった西陣織らしき大きな京座布団が出てきたので、手作りのカバーを付けて(刺繍が隠れて勿体無いのですが、部屋に合せるため…)使用する事になりました。
そんなこんなで大中小の京座布団が揃う事になるとは。
小さめサイズはちびっこ達に、大きなサイズは赤ちゃんを寝かせるのにも良さそうです。
邪気が入らないよう房を付けた正統派な京座布団や、うたた寝用やおじゃみ型、座椅子風に椅子に載せられる箱型など、色んな座布団も展開していますが、ふっくらと、床から立ち上がるかまぼこ型の京座布団は、なにより手やお尻で押した時の包まれるような感触に幸せを感じてしまうのです。
他のお店の京座布団も座り比べてみたいところなのですが…そんなにお客様の入る家だったかな!?

座布団の勧め方と当て方、降り方のマナーはこちら

2016年3月07日 | お店, 和雑貨

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