節分とだるまさん
2月2
節分に見られるのは、鬼やおかめばかりではありません。
「だるま寺」で知られる上京区の法輪寺は、お守りから木像に絵画、建築にとあらゆるものが「だるまだらけ」なのは想像通り。
更に茶席のお菓子も、表で売られているお焼きもだるま型の「だるまスイーツ」!そして、茶道具までも雪だるま柄とは。
京都のお寺には珍しく、横たわった涅槃の姿の釈迦像や、いわゆる「トイレの神様(仏様)」としてお札で代用される事の多い烏枢沙摩(うすさま)明王像も、この機会に拝見する事ができます。
境内のあちらこちらで老若男女がご奉仕されており、子供連れのご近所さんの訪問も多い様子。
壁に九年面したとも言われる達磨大師の厳しい座禅修行のイメージとは裏腹に、参拝者とお坊さん達との距離が近く、和やかな空気が感じられました。
受付の方が「毎回いいお話で面白くて、和尚さんのファンなの!」と言う「だるま説法」は、最終が20時からとなっていますので、夜のお詣りも楽しめますね。