我が家の歳時記を作る
1月13
今年も台湾のホテルに着くと、日本人ビジネスマンの利用が多いからでしょうか、ロビーに小ぶりの鏡餅が飾ってありました。
現地の知人によると、近頃の鏡餅はインターネットでも購入できるそうです。
年末の大掃除にお節、七草粥など、日本では年を跨いで伝統的なイベントが目白押し!
それらのしきたりを守りたいと思っていても、現在では核家族化が進み、共働きに子育て世代の家庭もあれば、介護等のケアが必要な家族を持つ家庭も多いため、時間だけではなくお金もそれなりにかかってしまうもの。
昔は便利な電化製品こそ無いけれど、それぞれの家にはお手伝いさんがいたり、今よりも家族がたくさんいたので、一緒に作業を進めたりしながら負担を分け合う様にできていたのだと思います。
現代にもご近所さんや親しい友達で集まって、それらのしきたりを楽しく準備できる様な仕組みはできないものでしょうか。
先述の通り、季節の装飾も今ではコンビニやネット上からでも得られるようになったので、とりあえず見た目の体裁は整える事はできます。
けれど、それらの由来を知る事も意識してみれば、自ずと取捨選択もでき、本来の伝統を守る事にも繋がるような気もします。
全てを完璧にはできないかもしれないけれど、しきたりに込められた意味をきちんと受け止めながら、我が家なりの歳時記を楽しんでいきたいと思います。