京都のクリスマスチキン
12月28
2015年の聖夜は、「吉田チキン」のクリスマスチキンをテイクアウト予約してみました。
ワイン色の壁やアンティーク調の店内には、大きなオーブンの中でチキンがゆっくりと回転していて、受け取ったばかりの温もりを両手に感じながら、思わず見入ってしまいます。
クリスマス当日、丸々と太りながらも皮はパリっと締まったチキンをさばくのに奮闘しましたが、五種類のスパイスが浸み込んだ上品な香りが皮や身の間から漂い、それでいてしつこさが無いのは、ロティサリーというオーブンでじっくりと焼き上げるからなのでしょう。
今回は前もって予約していたので、温め直して頂きましたが、次回はできたて、更なるジューシーな味わいをお店でがぶりと堪能してみたいと遠い目で思いつつ、ワインを飲み干しました。
身を少し残しておき、余った鶏ガラでスープを取って、翌日は鶏飯(けいはん。鹿児島や奄美大島の郷土料理)に。始末して最後まで楽しまなければ勿体無い!
日曜日以外の年末年始も営業しているそうなので、家族親戚が集まる日にわいわいと取り分けるご馳走としても良さそうですね。
良いお年をお迎えください。