車椅子で京都観光
9月7
手を上げタクシーを停めると、何だか普通の車両と形状が違う。
自分の前に踏み台が伸びてきて、後ろには車椅子ごと乗車できる仕様になっていました。
「キャビック」という、送迎や福祉、京都観光を担うタクシー会社で、料金も運賃のみとのこと。京都のタクシーでPiTaPaやドコモiDにも対応しているのは珍しい。
今年の敬老の日は21日。連休の真ん中なので、身近なお年寄りに何か喜ばれることはできないかと考えている人も多いかもしれません。
足の悪い高齢者なら移動は楽にしてあげたいし、連れて行ってもらう方も、余り周りに気を遣わせたくないと思うもの。
少子高齢化が進み、東京オリンピックとパラリンピックを控えている日本にとって、こういうタクシーが増えていくのは必然的な流れでしょうね。
老若男女にハンディキャップのある人、妊婦やお子様連れの人と、様々な人々がいる中で、相手の立場でものを考えるのは意外と難しいものです。
やはり実際に体験した人が世間に生の意見をどんどん挙げていくのが、良き社会作りに繋がっていくのだろうと思います。
相手への思いやりや感謝はそのままに、誰でも気兼ねなく自然に観光を楽しめるようになるといいですね。