京都の小さなアート空間
10月17
京都にも老舗のクラブやライブハウスなど小バコの音楽空間がたくさんありますが、木屋町の雑居ビルに入っているのは飲み屋だけだと思い込んでいたのは盲点でした。
先日初めて潜入した『UrBANGUILD(アバンギルド)』は今年でもう5年目だそう。アンティークランプを組み合わせたシャンデリアや、ミシミシときしむ床の感触、観客に近い舞台に、手作りの小劇場を訪れた様な気分になりました。
イベントの無い時や終了後には「Ur食堂」としても利用でき、ディナープレートを食べる傍ら無料ライブを楽しむ事もできます。
自分を何かで表現しようと模索している人、理想の自分に向かって瞳をきらきらさせている人、好きな事を黙々と続けている人達の姿を近くで観ていると、こちらもまるでろうそくの火を移すかのように、ほのかで前向きなパワーを分けてもらっているような気持ちになります。