e-kyoto「一言コラム」

ガイドブックには載っていない、スキマ情報をご紹介していきます。

晩白柚

1月25

ban知人が招いてくれた年末のお茶席「除夜釜」と、年始めの茶会「初釜」のそれぞれで、大きな果物が飾ってあるのを見かけました。

「晩白柚(ばんぺいゆ)」という、ザボンの一種で、お正月の玄関や床の間に置いて香りを楽しむのだそうです。鼻を近づけてみると、なんともいい香り。
果肉や皮も食べる事ができ、残った黄色い皮もお風呂のお湯に浮かべて香りを楽しめるという、まさに自然の恵み。

直径が20センチはあるでしょうか、ただそこに置かれているだけで人々の目を引き、まるまると黄色い身体がずっしりと腰を降ろす姿が、おめでたい気分にしてくれるのが不思議です。

2010年1月25日 | 未分類

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